JETROニュースによると
中国向けEC事業者や一部指定商品を取り扱う企業は、2019年１月以降については越境EC新制度全面施行に向けた対策を講じることが求められる。
参考資料:JETROニュース
2016年4月8日の中国越境EC制度が導入された理由の一つとして,
課税を免れる個人輸入モデル越境EC及び個人が行う代理購入(代購)の取り締まりです。
日本からのEMS配送(個人輸入モデル)に関して、
税関検査強化による遅配および関税支払拒否によるキャンセルで日本への返送等が増えています。
中国政府としては、新中国越境EC制度を主流にしていく為に個人輸入モデルに対する検閲の強化が実施されていきます。
弊社の中国電子通関CBXは、新中国越境EC制度（３単伝票発行）に基づいた物流サービスを提供します。
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中国の顧客が日本の商品代理購入者に
商品の注文および、支払い(中国元)
商品代理購入者はCBXに申告金額の支払い
および、電子通関申告書の提出
CBXから電子通関ラベルが発行されます。
商品代理購入者は発行された
電子通関ラベルを
購入した商品に貼り、
発送するだけ(日本郵便)
| 通関方式 | 中国政府公認 越境EC | 個人輸入 | |
| 保税直送 | 保税倉庫留め | ||
| 配送方式 | 個人宛の荷物を海外倉庫から中国保税倉庫を経由して個人宅に直接配送する | 中国内の保税倉庫に大量に輸入保管後、注文時に個別配送 | EMS等の直接郵便 |
| 税関管理方法 | ３単伝票による電子通関書類 支払単(伝票)、宅配単(伝票)、注文単(伝票) |
身分証明書(写真付) | |
| 税種 | 越境EC総合税 | 行郵税 | |
| 課税対象 | (商品単価+送料+保険)×税率 | 商品単価×税率 | |
| 税率 | 税率を一般貿易輸入関税の70%を目途に徴収。 例：化粧品の場合 増値税：17%×70%=11.9% 消費税：30%×70%=21.0% ___________________________________________ 合計 32.9% |
雑貨、食品 : 13% 洋服、電気器具 : 20% 医薬品 : 13% 化粧品 : 20%or50% |
|
| 免税額 | なし | 50元 | |
| 1回輸入限度 | 5000元/1人/1回輸入 | 明確な規制はないが、個人用のみ2000元まで | |
| 年間輸入限度 | 個人の年間取引金額合計2万6千元以内 | ||
| 長所/短所 | 通関時間12~24時間 | 通関時間長い | |
| 備案登録(事前登録)が必要 | 商品内容自由 | ||
| 身分証明書Noのみ | |||
※日本と中国での「越境EC」という語句の解釈の違い→中国では三単を使って通関する場合を越境ECと呼んでいます。下へ
リチウムイオン電池を含む物品の配送には、条件があり、品物や国によって配送条件が異なります。
リチウムイオン電池を含む物品については、3種類に分けられます。
例) ノートパソコン、iPhone
基本的に、EMS・AIR・SAL・船便の日
本郵便での配送方法にて、通常配送が
可能となります。国によって、対応し
ていない配送方法もあるため、詳しく
は下表「国ごとのリチウムイオン電池
配送可否一覧表」を参照ください。
リチウム内蔵・リチウム付属の品物を
含め、お荷物1つにつき2点まで梱包し
て頂くことが可能です。3点以上の配
送の場合は、お荷物を分けて配送する
必要があります。
例) デジタルカメラ
本体に差し込むことで、EMS・AIR・SAL
・船便の日本郵便での配送方法にて、
通常配送が可能となります。
リチウム内蔵・リチウム付属の品物を含
め、お荷物1つにつき2点まで梱包して頂
くことが可能です。3点以上の配送の場
合は、お荷物を分けて配送する必要が
あります。
例) モバイルバッテリー、
モバイルチャージャー
EMS・AIR・SAL・船の日本郵便での配送
方法にて配送ができません。
また、中国はUPSでの配送もできません。
最新の情報については、日本郵便
のHPにてご確認ください。
国際郵便によるリチウム電池の配送条件
（日本郵便のHP）